Progress vol.11

巻頭特集 Message

「快適な時間と空間づくりを通して、
日本の魅力と文化を『体験価値』として
提供する」という
企業理念の実現に
力を注いでまいります。

社長メッセージ

シックス
センシズ
京都

〜2024年グランドオープン〜
開業式典
レポート

バンヤンツリー・東山
京都

株主還元

巻頭特集 Message

「快適な時間と空間づくりを通して、
日本の魅力と文化を『体験価値』として提供する」という
企業理念の実現に力を注いでまいります。

ウェルス・マネジメント株式会社 代表取締役社長
千野 和俊

株主・投資家の皆様には日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

日本のインバウンド観光は2022年以降拡大を続けており、訪日外国人数は2024年9月時点で前年の年間累計を上回る約2,600万人となりました。

また、訪日外国人数だけでなく訪日旅行における消費額も増加の傾向にあります。消費額はコロナ禍前の2019年の水準より約40%増、その内宿泊費用は約50%増となり、円安や滞在の長期化を背景にさらなるインバウンド需要の拡大が見込めると考えております。

訪日外国人客の旅行目的のトレンドとして自然や文化体験が注目されており、環境に配慮しながら食やウェルネスを重視したサービスなどの良質な体験を求める旅行者が増加している傾向にあります。

このようなトレンドの追い風を受ける中、2024年4月には日本初上陸の自然派ラグジュアリーホテルである「シックスセンシズ 京都」、8月にはインターナショナルブランドとして日本初上陸のラグジュアリーホテル「バンヤンツリー・東山 京都」がグランドオープンいたしました。「シックスセンシズ 京都」については「ギャリア・二条城 京都」とともに国内初となる1ミシュランキーをいただき、加えて、グッドデザイン賞も受賞いたしました。日本初進出の2つのラグジュアリーホテルは、今後着実に富裕インバウンド顧客の支持を得ていくと確信しております。

最近は、Web3.0分野の事業も展開しています。2024年3月に「シックスセンシズ 京都」の宿泊権を対象とする、ノンファンジブル・トークンを販売いたしました。

また、2024年11月には当グループが運営する「イビス大阪梅田」を関連資産とする不動産セキュリティ・トークンの公募を開始いたしました。

今後も「快適な時間と空間づくりを通して、日本の魅力と文化を『体験価値』として提供する」という企業理念の実現に力を注いでまいります。

そして、ご支援をいただいております株主・投資家の皆様のご期待に応えられるよう、これまで以上に努力を重ねて事業拡大に向け邁進するとともに、社会に貢献する企業としての長期的な発展を目指してまいります。

今後とも温かいご支援とご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ウェルス・マネジメント株式会社 代表取締役社長
千野 和俊

2024年は、ウェルス・マネジメントグループが投資・開発・運営に関わったラグジュアリーホテル「シックスセンシズ 京都」と「バンヤンツリー・東山 京都」が立て続けにグランドオープンするという、開業ラッシュの一年でした。
4月下旬の桜吹雪のころに、IHGグループの最上位ブランドである「シックスセンシズ 京都」が華々しくグランドオープンし、8月下旬の夏真っ盛りの時期にバンヤン・グループが誇る「バンヤンツリー・東山 京都」がグランドオープン!
どちらも日本初上陸のラグジュアリーブランドホテルにふさわしく、盛大に開業式典が開催されましたので、今回はその様子を皆様に一部レポートします!

シックスセンシズ 京都

グランドオープン当日
2024年4月23日(火) AM10:00 

気持ちよく晴れた京都の空の下、たくさんの報道陣にもお集まりいただき開業式典が執り行われました。当日は、ウェルス・マネジメントグループの代表千野和俊を筆頭に、開業を共に祝うご来賓として京都市長の松井孝治氏、そして京都府副知事の鈴木一弥氏に駆け付けていただき、海外からはシックスセンシズのブランドのCEOであるニール・ジェイコブス氏や、IHGグループのディレクター クライブ・マレー氏の姿も。そして、「シックスセンシズ 京都」の総支配人であるニコラス・ブラック氏や、当グループの運営会社ワールド・ブランズ・コレクション ホテルズ&リゾーツ代表の河本浩も集まり、やや緊張の表情ながら開業式典がスタート!
開業式典では、エントランスロビーのお庭を開放して、日本のお祝いごとに欠かせない“鏡開き”のスタイルで一同に開業を祝い、参加された皆様に升酒やオリジナルカクテルを振る舞って、盛大に開業を祝いました。

ホテルのサステナブルなコンセプトに合わせ植え替えられる祝花が並んだエントランス

シックスセンシズのCEO ニール・ジェイコブス氏、IHGグループのディレクター クライブ・マレー氏、ほかIHGメンバーも一同に。「シックスセンシズ 京都」総支配人ニコラス氏とのひとコマ

この日のために用意したオリジナルはっぴと日本酒樽で鏡開きをしました

エントランスロビーのお庭を開放しながらウェルス・マネジメントグループ代表の千野が謝辞を述べました

開業後からその後…

開業から約半年を経て、「シックスセンシズ 京都」は世界中のゲストを魅了しているだけでなく、ミシュラン社により、独自の個性と魅力を持つ1ミシュランキーホテルとして選ばれました。さらには、グッドデザイン賞や京都デザイン賞、海外の様々なデザイン賞を受賞するなど受賞ラッシュに沸いています。

MOVIE

「シックスセンシズ 京都」の世界観をまずはMOVIEで垣間見ていただき、ラグジュアリーなホテルステイを味わってみてはいかがでしょうか。

Six Senses Kyoto Main Video(1:48)

バンヤンツリー・東山 京都

グランドオープン当日
2024年8月20日(火) AM10:00

連日の猛暑が少し和らいだ曇り空のこの日、バンヤン・グループの創立者で会長であるホー・クウォンピン氏を筆頭に、バンヤンファミリーの数多くのメンバー、そしてウェルス・マネジメントグループの面々が開業式典に参加しました。さらには、ご来賓として文化庁長官の都倉俊一氏、京都府知事の西脇隆俊氏、京都市長の松井孝治氏、そして「バンヤンツリー・東山 京都」を象徴するエントランスの木組みや、ホテル敷地内にある能舞台など、ホテルのデザインアーキテクトを務めた世界的な建築家の隈研吾氏も式典にご列席くださり、大盛況の開業式典となりました。
「バンヤンツリー・東山 京都」を語るに欠かせない能舞台上に、素晴らしい来賓者が集まり、テープカットセレモニーで開業式典がスタート!多くの報道陣を前に、ご来賓のスピーチや乾杯と続き、能舞台では神楽を舞うエンターテインメントも披露され、日本初上陸の「バンヤンツリー・東山 京都」は華やかに開業の日を迎えることができました。

ホテルブランドのイメージに合わせてホワイトとグリーンのデザインで統一された祝花が並んだエントランス

たくさんのご来賓と報道陣が来場されて華やかなグランドオープンとなりました

この日の為に神楽のエンターテインメントが披露され来場者の皆様に楽しんでいただきました

自然の中に溶け込むような能舞台でテープカットセレモニーが執り行われました

開業からその後…

開業から早約3カ月。「バンヤンツリー・東山 京都」は、地元京都の皆様にも徐々に存在を知られるようになりました。客室に設置されたヒバの木のバスタブや、大浴場の温泉にすっかり魅了されている海外のゲストも多いとか。

MOVIE

「バンヤンツリー・東山 京都」の世界観をまずはMOVIEで垣間見ていただき、ラグジュアリーなホテルステイを味わってみてはいかがでしょうか。

A Harmony of Tradition and Modernity (1:35)

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