会社情報
代表者挨拶Top Message
平素はウェルス・マネジメントグループの事業に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当グループは2006年にリーマン・ブラザーズのファンドの運用会社として創業し、2013年に金融メディア事業の会社を吸収し、2015年よりホテル運営事業をスタートさせました。同年、金融メディア事業を譲渡し、不動産金融事業とホテル運営事業に注力する現在の体制になりました。
2016年からは中期経営計画をスタートさせ、順調に業容を拡大し、2019年には、当グループとして新たに「企業理念」と「クレド」を定め、当グループの事業活動の意義や企業人として大切にしていきたい「思い」を明文化いたしました。
ご周知の通り、我が国は2千年に亘る歴史と文化を持ち、四季折々の風情、豊富な食材の宝庫である山海に囲まれた世界でも稀有な観光立国です。そんな日本の財産を、当グループがホスピタリティーに関わる事業を通じて世界に発信することにより、社会的な役割を果たしたい。そのためには、快適な時間と空間づくり、すなわち「良いものづくり」と「おもてなし」が必要です。それらを実現させることで、我々のホテルを訪れるお客さま、さらには当グループのパートナーである投資家の皆さまにも感動と安定的な繁栄を提供してまいりたいと考えています。
そして、企業理念をもとに、当グループが大切にしたい信条を4つのクレドに定めました。当グループは「約束を守る集団」として、人も資産も「もてなす」会社でありたい、という志を掲げています。ここでいう「人」とは、我々の提供するサービスをご利用されるお客さまであり、「資産」とは、投資家の皆さまに投資して頂いた資金で手掛けたプロジェクトです。「もてなす」ためには、非日常空間と異次元のサービスを創造する、つまり付加価値をつけて皆さまからの期待に応えていかなければならない、という気持ちを込めています。そうしてたくさんの方々に味わって頂ける素晴らしい体験価値を創造し続け、当グループも社員も成長したいと考えています。
さて、私どもは、3つのコアコンピタンス(強み)を持つ企業グループです。
- 事業用不動産に集中的に投資を行い、とりわけホテル・旅館の再生、開発に強みを持つ「価値創造型の不動産総合デベロッパー」であること。
- 国際的なブランドを持つホテルオペレーターとのタイアップ、国内外の投資家とのつながりにより、「物件に応じた最適な資産価値向上のプランニング」ができること。
- 不動産の取得、運用から売却まで、ワンストップでサービスを提供できる「ブティック型の独立系アセットマネジメント会社」であること。
それらの強みを存分に活かし、取得した不動産の開発・再生によって資産価値を向上させ、グループのリートなどへ拠出して得る収益をまた次の不動産の取得へとつなげるサイクルを継続して行うことにより、グループ全体の資産を拡大させていく「資産循環型ビジネスモデル」を確立・展開し、国内有数の受託資産の蓄積を目指します。そうすることにより弛まぬ成長を続け、当グループを支えていただいているステークホルダーの皆さまのご期待に沿えるように努めてまいります。
今後ともウェルス・マネジメントグループをどうぞよろしくお願いいたします。