IR情報

株主・投資家の皆様へ

株主・投資家の皆様には、日頃より格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は2006年にリーマン・ブラザーズのファンドを運用する会社として創業し、2013年に上場金融メディア会社を買収して現在のウェルス・マネジメントグループに組織再編いたしました。2015年に現在の不動産金融事業とホテル運営事業を柱とするビジネスへの選択と集中を図り、その後、国内では供給の少ないブティック型のラグジュアリーホテルに集中的に投資とマネジメントを行い、その分野でプレゼンスを高めながら、成長を遂げてきたと自負をしております。

少し振り返りますと、最初の中期経営計画を2016年に発表し、その3年間でホテルの開発・資金調達・運営までをワンストップで提供する体制を確立し、約1,000億円のホテルポートフォリオを構築しました。続く計画を2019年に発表。J-REIT創設により資産循環型ビジネスモデルへの展開を図ることと、東証1部上場に向けた基盤づくりを進めるという目標を掲げました。しかし、計画2年目の2020年、予想だにしなかったパンデミックの発生により、計画見直しを余儀なくされました。

そうした厳しい事業環境の中、当グループは長期的な事業パートナーとしてサムティ社との資本業務提携を締結しました。両社が双方の強みを活かし、両社グループの成長と企業価値の向上を目指す戦略的な提携となります。
さらに「中期経営計画2024」を発表しました。前中計の流れをより強く、確実なものにさせていく内容です。具体的には、サムティ社と共同で悲願のREIT上場を実現させ、受託資産5,000億円規模のホテルREITを目指します。また、プライム市場への上場のための体制等を具体化し、時価総額3倍を目指したいと考えております。

これら意欲的な目標を実現し、ご支援をいただいております株主・投資家の皆さまのご期待に応えられますように、「約束を守る集団」として役員・従業員が一丸となり、これまで以上に努力を重ねて事業拡大に向けて邁進いたします。同時に、上場会社としての責任を自覚し、社会に貢献する企業としての永続的な発展を目指してまいります。

皆様におかれましては、今後とも末永いご支援とご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。